芽生会

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詩吟とは

このコーナーでは詩吟初心者である私:雄流(ゆうりゅう)が詩吟とはどのようなものなの?や、お稽古の様子、行事の紹介などを少しづつお伝えできたらと思って作成します。どうか暖かい目でご覧になってください。(^^)

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はじめてのしぎん(1)

詩吟は下記のような「漢詩」に節を付けて歌う(吟じる)ものです。江戸時代後期に全国に広まりその流派は数百はあると言われています。通常の歌のように詩に音をつけて歌うものではなく、主に語尾の母音(あ・い・う・え・お・ん)の音を長く引きそこに抑揚をつけて歌います。題材としては漢詩が多いですが、今は和歌や俳句なども吟じられます。詩吟は大きな声でお腹から声を出すのでストレスを発散し、健康にも良いと言われています。

 

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吟詠澆心流芽生会の作譜

上記の漢詩を吟じるために、歌いやすいよう「かな」や、語尾の抑揚を記号で表現したものが下記の作譜です。作譜の左側にこの漢詩の解説も書いてあります。詩吟は歌のような楽譜ではなく、この作譜を参考に見ながら、実際は先生から生徒に、生の声で詩吟を歌い聞かせて覚えていきます。耳で聞いて覚えて自分の声をコントロールして出す。これがなかなか難しいのですが、それが面白味でもあると思います。(^^)/

 

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はじめてのしぎん(2)

今回は、詩吟の音階についてご説明したいと思います。詩吟で使う音階は通常の音楽と異なります。「ド」の音から1オクターブ上の「ド」の音まで通常の音楽では「12音階」の音で表現しますが、詩吟では主に「ド・レ・ミ・ファ・ラ・シ・ド」の音で表現します。また、通常の音楽で言う「ハ長調・ニ長調」という表現は、「ニ本・三本」という音階の諧調になります。

 

下の写真を見てください。白丸の鍵盤が「ニ本」、緑丸の鍵盤の音が「三本」ということになります。詩吟では水三本・水二本・水一本・一本・二本・三本・・・八本・九本と半音ずつ変化していきます。カラオケでちょっと原曲のキーでは歌いにくいから半音下げたいということが、詩吟では「三本」では歌いにくいから「二本」で歌えるといことができるのです。私は最初「一本で」習い始めましたが、いまは「二本」で吟じています。(^^)/

 

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左半分拡大

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右半分拡大

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詩吟のもうひとつの特徴である語尾の母音に変化についてですが、こちらは先ほどの音階「ドレミファラシド」の間を上下動するので、使う音はもっと多いと思います。かぁ〜あ〜あ〜〜ぁ〜〜あ。音を切らないように音階をつなげて歌います。

 


はじめてのしぎん(3)

 


はじめてのしぎん(4)

 


はじめてのしぎん(5)